「薔薇の人 南国からの書簡」
(d-倉庫/東京)
私たちは舞踊一家に生まれました。
子供の頃から自然と見聞きしている稽古風景、会話、舞台、写真、音楽はありがたいことにも無意識に私たちの身体に染みついているものです。両親の時代である昭和初期の踊りの形は、大正時代から活躍した石井漠や、その後の伊藤道郎、小森敏を語らずには始まりません。この公演は、現在の私達の舞踊公演の基盤となる過去の舞踊家の姿勢を尊び学び、次の時代への前進を提示する硬派な試みです。
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